アンクル・チャッキーの名盤紹介

私が名盤だと感じるCDアルバムを、次々と紹介していくブログです。読者様の心のどこかに引っ掛かって貰えれば、嬉しいです。

クレンペラー『メンデルスゾーン交響曲第3番「スコットランド」&第4番「イタリア」』

 ブログ再開第2弾は…、初のクラシックです。

 

今回のブログでは、クラシックも扱っていきたいなぁ~、と、なんとなく思っていまして、早速ですが、手を出したものです。

 

さて、どう書いていこうか…。

 

クラシックっていうものは、分類のようなものが、細かくなされており、表題には、演奏者と作曲者の名が。その後に、「交響曲」や「協奏曲」といった、楽曲の種類が記載され、そして楽曲のタイトルが付される、といった感じでしょうか。…浅学ですが。

 

私が思うに、クラシック音楽の良いところというのは、模範的な音楽が、良い音楽とされる、非常に素直な点にあると思うのです。例えて言うならば、中学校や高校において、試験の成績がトップだった生徒が一番偉く、人気者の不良生徒は、決して偉くない、ということです。…あくまで浅学によるイメージですが。

 

こういう点が、ロックを教える学校というのが、ほとんど無いのに対して、クラシックに関しては、国立大学まで揃っていることの、一つの理由となるのでありましょう。

 

そういうクラシック音楽を、私は好きなのだろうか…。…どうもはっきりとは、わからないのですね。私は、高校卒業までは、いわゆる模範生徒として生きてきており、その後、大学に入って、超不良学生となるわけでありまして、その落ちぶれていく一端として、ロック・ミュージックがあったのに、異論はありません。

 

落ちぶれたからと言って、今、その原因となったロック・ミュージックを憎んでいる、などといったことは、全くありません。ロックは、私の青春を象徴する音楽であり、誰もが経験する、若気の行ったり来たりを手助けしてくれる、非常に甘酸っぱい、刹那的な、そして魅力的な音楽なのであります。

 

じゃあ、クラシックは??

 

確かに私も、箱2箱に入るくらいのクラシックCDは、持っています。ただ、確実に、「私の」音楽では、なかった。ロックのように、私の気持ちを代弁してくれる、というようなことは、今まで一切無かった。

 

じゃあ、これからは?

 

わからないです。ただ、なんとなーくですが、クラシック音楽が、私の人生を支える一助になってくれるのではないか、という思いがあります。流行や気分によって左右されることのない、「絶対的」に良い音楽。「絶対的」に良い音楽なんて、存在するの?という感じですが、バッハやベートーヴェンモーツァルトが目指したのは、そういう地平だったのだと思います。

 

「模範」が存在することで、「反逆」も成り立つのだと思います。今からでも遅くはない、と思います。「模範」というものが、どのような地平に成り立っているのか。そういうものを、クラシック音楽を通して、少しずつ学び取っていこうと思います。

 

 

と、ディスクガイドが全く疎かになってしまいましたが、今回紹介するメンデルスゾーンの「スコットランド」と「イタリア」は、本当に私好きなのです。

 

それぞれの国の、自然の雄大さを感じるというか、歴史の重みを感じるというか、ヨーロッパの景色を、この音楽を聴きながら、目前に思い浮かべることのできる演奏だと思うのです。作曲者のイマジネーションの豊かさを、大いに聴き取ることができます。

 

 

これからも、お気に入りのクラシックCDなども少しずつ紹介していこうと思いますので、今後ともお付き合い願います。

 

ではでは。

 

 

メンデルスゾーン:交響曲第3番&第4番

メンデルスゾーン:交響曲第3番&第4番