アンクル・チャッキーの名盤紹介

私が名盤だと感じるCDアルバムを、次々と紹介していくブログです。読者様の心のどこかに引っ掛かって貰えれば、嬉しいです。

エイフェックス・ツイン『アンビエント・ワークス』

テクノです。

 

この広い世界には、テクノ・ミュージックにどっぷり、という人が、結構いるようで。「テクノ」というジャンルの中にも、かなり複雑な、更に細かいジャンル分けがある、ということを、なんとなく聞いたことがあります。ゴア?トランス?ハウス?ドラムンベースビッグビート?(これに関しては、以前、ファットボーイ・スリムの回にちょっと触れましたね。)どれも、その違いがほとんど分かりません。

 

改めて言いますが、私が特に好んで聴いているのは、ROCK、JAZZ、J-POPの3ジャンルです。もちろん、SOULのCDだって、CLASSICのCDだって、HIP-HOPのCDだって、持っていてちゃんと聴いているわけだが(ちょっとCLASSICはご無沙汰)、何故か自分の中で、この3つのジャンルが核となっている、というように確立されてしまっているのである。大体、こういうジャンル分けが本当に意味のあることなのかどうか、?な部分もあるわけなのだが、まあ別に誰に文句を言われるわけでもないので、自分の中では勝手にそうしてしまっている。というか、気分のままに買うと、大体この3つのうちのどれかになってしまう、というだけのことなのかもしれない。

 

ただ、時に他のジャンルの音楽が聴きたくなるのも、事実である。で、今日購入したのが、このCD。ちなみに中古で税込み617円。安っ。

 

このCD、実は以前所有していたんです。でも、売ってしまったんです。はっきり言えば、聴いてあまり感慨を受けなかったというか…。で、今日聴いてみたら…。…かなりいいです。多分、以前に聴いたことがあるから、耳にすんなり入ってくるのだとは思いますが、これはかなり心地が良い。

 

ちなみに、タイトルにある「アンビエント」というのも、テクノの1ジャンルだったと思います。「ambient music」の日本語訳が、「環境音楽」という風になるようです。周囲の環境に溶け込むような音楽、とでも言えばいいんですかね。「雑音」の対極にあるような音楽である、と言えると思います。確か、ブライアン・イーノ辺りも、この手の音楽を作っていたような…。

 

エイフェックス・ツインと言えば、テクノの人ではなくても結構その名前が知られているという程の、テクノ界の重鎮だと思います。実際、ロック雑誌にも載っているし、確かにロックの要素も感じます。やはり、優れたミュージシャンというのは、ジャンルを超えて人を感動させる力があるのだと思います。

 

私も、音楽をかじった人間であるので、知り合いの中にも、音楽に携わっている人がちらほらいます。そういう人達から、パワーを貰ったり、癒されたりしたことは、何度もあります。

 

そういう人達と、これからどのように付き合っていくのか、それは判りませんが、私が音楽を好きである限り、接点は無くならないんだろうなあ、とかなんとなく思ったりするのであります。

 

…えー、何が言いたいのかと言いますと、私がこうやって「音楽」をテーマにしてつらつらとブログを書き続けているのも、音楽を作り出す人たちのパワーは凄いもので、特に有名な人のパワーは凄いもので、617円も出せばこうやって手にしてそのパワーを貰うことができる、という実はとてもお得な「音楽」というものを、趣味でもいいのでもっと生活に取り入れてみて欲しい、というただその一点にあるのであります。

 

その「お得」さは、商売人(と勝手に思っている)の私から見ても、かなりの費用対効果なのであります。

 

 

CD…。いいっすよ。下手に音楽ダウンロードとかしても、所有欲を全然満たしてくれませんからね。同じコレクションだとしても、フィギュアとか買うより、ずっと費用対効果がいいと思うんですが…。

 

……人、それぞれですね。失礼しやした!

 

 

 

アンビエント・ワークス

アンビエント・ワークス