アンクル・チャッキーの名盤紹介

私が名盤だと感じるCDアルバムを、次々と紹介していくブログです。読者様の心のどこかに引っ掛かって貰えれば、嬉しいです。

Break Time 7

久々のBreak Timeです。

 

前回のBreak Timeの後、何回かライブを観に行って、それの報告などをして来ましたが、久々に戻ってきました。

 

さて、今回のテーマは、「友達」です。

 

30代にもなるとですねえ、「友達」っていうのも、大きく質が変わってくると思うんですよ。

 

例えば、小学生までは、単なる「遊び友達」。ティーンになると、「悩み相談」なるものが出現して、友達関係も複雑になってくるわけです。20代にもなると、ほとんどが、「異性」の話になりますね。で、ここら辺で、断絶が来ます。「結婚」。

 

ちなみにですが、私は独り者です。あしからず。

 

30代にもなるとですねえ、周りの同世代は、ほとんど「結婚」というものをしているんですよ。ま、晩婚化、ということで、してない人もそれなりにいるのですが。で、独り者の私は、同世代と話をすると、実に話が合わない。というか、合わせられない。すでに、子供が小学生になっている人とかもいるわけで。

 

そういう人が、近くにいるんです。参りますよ。ほとんど子供扱いです。私がその人に、羨望と憐れみを感じ、その人が私に羨望と憐れみを感じる。そういう図式が成り立ってしまうんですね。一つ大きな壁が隔たっている、そんな感じです。

 

さて、その人と私は、果たして「友達」になれるのでしょうか。

 

結論:既婚者と未婚者は、友達になれる。

 

私の実体験から来た、結論です。

 

 

ちょっと中途半端にしたまま、次に進みます。

 

30代・男にとって、一番大事なものは何か。それは、「仕事」である。経験と、若さの、両方を兼ね備えた、一番動ける時期。ここでどれだけ動けたかで、その後の人生のステータスが決まってしまうような、そんな気がする。

 

ここが、30代の「友達」関係の、メインとなるファクターである。つまり、「仕事」の話をするのが、「友達」???ノンノン。20代までなら、そうかもしれない。でも、30代からは、「友達」を「仕事」に組み込んでいくのである。

 

「友達」を「仕事」に組み込む?それはもう、「友達」じゃないんじゃないか???ノンノン。ここが凄く面白いところなのであるが、20代までは別々に進行していた、この両者の関係が、30代になると、もう一緒にせざるを得なくなってくるのである。

 

つまり、私の場合ではあるが、20代の頃は、私の関心事の最上位が、「仕事」ではなかった。「異性」とか、「趣味」とか、そっちの方だったんですよ。でも、周囲の目というものは、結構大きいもので、30代にもなると、とにかく「仕事」を一番に考えてるような奴でないと、いっぱしの「仕事人」として認められないような嫌いがある。

 

というか、成長とは面白いもので、特に力んで意識してなくても、自然とそういう方向に収まっていくようである。

 

「仕事人」が作る「友達」。それはもう「仕事」抜きには考えられなくなってくるのである。自分の「仕事」に、どれだけ有用な人間関係を作れるか。そういうことを強く、考えるようになってしまうのである。

 

これだけ見ると、人間関係を、打算的に扱ってるだけだ、という見方もできるかもしれないが、実際、「仕事」上で「友達」を作ると、それはそれは「仕事」が格段に楽しくなってくる。毎日の仕事に、張りが出てくる。「仕事友達」が、小学生の頃の「遊び友達」と同じようになってくるのだから、つまり、「仕事」が「遊び」に変わってくるのである。

 

これは、20代の頃と、大きな違いである。20代の頃は、本当に仕事が辛かった。金を貰ってたから、仕方がない、と思って、毎日仕事をしていた。

 

でも、30代になってくると、「仕事」に自分なりの工夫を加える余裕というものが生まれる。その中に、良好な人間関係を組み込むと、「仕事」が断然楽しくなってくるのである。

 

 

さて、前半に述べた、既婚者と未婚者であるが、この両者は、「仕事」というものを介して、「友達」になることが出来ると思うのである。勿論、既婚者同士、未婚者同士でも、「仕事」上の友達になることはできるのだろうが、前に述べた通り、既婚者と未婚者の間には、一枚の大きな壁があり、その歯痒い感じが、お互いに興味を惹かせ続ける要素となっていると思うのである。そして、その異分子である両者が、「仕事」という共通の項目で繋がることで、異分子同士が、共通の目的をもって進んで行く、という刺激的な状態へと、変質するのである。

 

 

この世の人は、誰一人として、同じ境遇の人はいない。生まれ、育ち、学歴、仕事歴。その中で、共通項のある者同士は、「友達」になりやすいのかもしれない。しかし、人には、自分が持ってないものを持っている人に惹かれる、という傾向もあると思う。話が合わない、全然違う境遇の人と、仕事で知り合い、意気投合する。そうすると、仕事において、化学反応がおこる。異分子同士がぶつかり合うんですからね。誰でもいいわけではない。くっつかない異分子同士も、多々あるわけです。

 

30代ペーペーの私も、そんな化学反応の起こるような出会いを、一つ一つ大切にしていこうと思っています。もうこれは、ほとんど偶然性の世界ですね。

 

 

最終結論:「友達」は、30代からでも、作れる!