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アンクル・チャッキーの名盤紹介

私が名盤だと感じるCDアルバムを、次々と紹介していくブログです。読者様の心のどこかに引っ掛かって貰えれば、嬉しいです。

ザ・ビートルズ『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』

このブログを始めてから、そろそろ1年半ぐらいになります。こうやって大物アーティストの名盤を、次々と紹介してきたわけですが、「なんで、あれを紹介しないの?」というようなビッグ・ネームを、まだまだ全然紹介しきれてなかったりするわけです。

 

その大筆頭、ザ・ビートルズ。そうなんです。ビートルズ、紹介してなかったんです。いや、好きなんすよ、とっても。

 

 

ビートルズの何が凄いって、公式発表曲の213曲、全てが名曲、その上、数々の研究がなされている。ビートルズの研究家って、やたらと多いようです。

 

振れ幅もすごい。このホワイト・アルバムにも収録されている、「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」のように、日本語訳されて、幼児番組で流れるような曲もあれば、同じくこのアルバムに収録されている、「レボリューション 9」のように、実験曲というか、現代曲のような、曲とも言えないような曲も作っている。

 

ということで、このアルバムは、数あるビートルズのアルバムの中でも、特にその音楽的振れ幅が大きい。とにかくこのアルバムは…凄い…。4人のメンバーの才能の、ぶつかり合いひしめき合いオンパレードである。ジョージの盟友、エリック・クラプトンも飛び入り参加してるし(「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」)。へヴィメタの原型となった曲もあるし(「へルター・スケルター」)。ジョンが、過去のビートルズの楽曲を揶揄した曲もあるし(「グラス・オニオン」)。オノ・ヨーコのことも出てくるし(「ジュリア」)。リンゴ・スターも、呑気に歌ってるし(「ドント・パス・ミー・バイ」)。

 

とにかく、この、アイデア詰め込み過ぎの、とっ散らかった印象から、昔はちょっと評価が低かったようだが、何を隠そう、ビートルズのアルバムの中で、一番聴き応えがあって、近年、最高傑作との呼び声が最も高まってるのが、この『ホワイト・アルバム』なのである。

 

 

ちょっと話は変わるが、2009年9月9日に、ザ・ビートルズの全作品のリマスター版が発売された。日本でもニュースとかに取り上げられたことで、記憶にある人もいると思う。ここに、「9」という数字が、3つも並んでいるが、「9」という数字は、ビートルズにとって、ある種の「ラッキー・ナンバー」であったようである。前出の「レボリューション 9」にもこの数字は出てくるし、後のジョン・レノンのソロ・アルバム『心の壁、愛の橋』の中の、「夢の夢」も、原題は「#9 DREAM」というものである。

 

ちなみに私は、「3」という数字が、好きである。三角形とかなんか安定感あるし、その割に、三角関係とか、ちょっと危険な感じもするし(笑)。はい、関係ないっすね。失礼しました。

 

 

ザ・ビートルズというバンドは、これから楽器、特にギターを始める青少年にとって、格好の教科書でもある。私が大学時代、ギターサークルに入って、初めて人前で演奏した曲も、ビートルズ(「ひとりぼっちのあいつ」〈『ラバー・ソウル』に収録〉)でした。コード弾きだけだったら、本当に簡単な曲が多いんですよ。そしてちょっとレベルが上がって、ホワイト・アルバムに収録されている、「ブラックバード」の弾き語りも、チャレンジして、人前で演奏しました。今でも、この曲だけは、完璧にできる…。コード弾きのみならず、ソロ部分も難易度がとっても良心的なんですよね。ちょっと挑戦してみたくなる感じ。このバンドは、ギタリストが実は3人(ジョン・ポール・ジョージ〈レッド・ツェッペリンのベーシストではない…〉」いて、その3人のギターの力量に関しては、それぞれに特筆すべきものがあるのです。(ちなみに「ブラックバード」は、ポールが作った曲である。)

 

 

うーん、ビートルズに関しては、やっぱり語るべきところがとにかく多い…。「ロック」という音楽を産み出した功績から、ジョン・レノンの射殺事件まで、もうありとあらゆるエピソードに塗れた人たちであるが、まあ、今回のところは、こんな感じで。この、『ホワイト・アルバム』、最初に聴くビートルズのアルバムとして、実は一番良かったりするんじゃないか?ビートルズの全貌を、ガツンと脳に叩き込むなら、意外とこれが良かったりするのかもしれない。

 

…いや、やっぱ『パスト・マスターズ』かなぁ…(ちょっと弱気)。

 

 

ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)

ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)