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アンクル・チャッキーの名盤紹介

私が名盤だと感じるCDアルバムを、次々と紹介していくブログです。読者様の心のどこかに引っ掛かって貰えれば、嬉しいです。

ジェフ・ベック『ワイアード』

仕事の関係上、物凄く暇になってしまった。別に、左遷だとか、そういうことではなく、仕事の関係上。私の仕事に関しては、まあ言う機会があれば、いつか言うかもしれないが、ともかく今はそういうことより、「暇」ということが、重く自分にのしかかっている。

 

私の好きな煙草も、いつもぎりぎりに糸を張り詰めて動いてるから美味いのであって、こうも弛緩した状況にいると、いまいち美味く感じない。

 

私は、「遊ばない」人間だ。一緒に遊ぶ「友達」というのが、ほとんどいないに等しい。CDを聴いて、ロック・ミュージシャンとかジャズ・ミュージシャンとかが、「友達」だとか思っている、割と不憫な人間である。

 

「遊ばない」ということが、いいことなのか、悪いことなのか…。よく、子供の頃なんかは、親に「遊んでばかりいないで、ちょっとは勉強しなさい。」と言われるのが、世の常であるようだが、私はそのような子供ではなかった。ちゃんと家で勉強をする、優等生タイプの子供であった。「遊び」もそれなりにちゃんとしてはいたが、そのほとんどが、友達に誘われて付いていくという、受動的な遊びであった。そして、この傾向が、20代後半まで続く…。

 

 

…と、そうじめじめしててもしょうがないので、家でギターでも弾こうか、と感じ始めている。だが、そこでギターにどっぷり、という風にならないのが、自分の寂しいところ。このジェフ・ベックみたいに、「ギターに全てかけてます。」というような感じになれば、またカッコよくもなるんだろうな、とは思うのだが…。

 

この『ワイアード』は、前作『ブロウ・バイ・ブロウ』に引き続いて、ジェフ・ベックのギターをとにかくフィーチャーした、インストアルバムである。その音楽性から、ロックというより、フュージョンに分類されることもあるアルバムである。

 

ジェフ・ベック…。かっこいいなあ。よく「孤高のギタリスト」と呼ばれる彼であるが、確かにその通りで、いくつかの偉大なバンドは組んでいるのだが、そのほとんどが、アルバム2枚くらいで解散。どのバンドでも、一番目立つ役割を担っているのだが、結局は、音楽性の不和から、ベックはそのバンドを離れてしまう。そして、この『ワイアード』のような、ソロインストアルバムをどんどん作り出していくのである。

 

「孤高の…」というのは、カッコいいかもしれない。ただ、自分の場合、人との関わりをもうちょっと持っていきたい、と感じるのは事実である。特に、私生活。「孤高の私生活」というのは、あまりカッコよくないな…。

 

ジェフ・ベックは、暇な時間さえあれば、常にギターを弾いてるんだろうなあ。つまりそういうのもありということか。自分ももうちょっと、「暇」な時間の使い方を、いろいろと考えていきたいと思う。それでは。

 

 

ワイアード

ワイアード