アンクル・チャッキーの名盤紹介

私が名盤だと感じるCDアルバムを、次々と紹介していくブログです。読者様の心のどこかに引っ掛かって貰えれば、嬉しいです。

Break Time 3

今回は、「言葉」というものについて、考えてみたいと思います。

 

「言葉」というものは、面白い。「言葉」には、それぞれに「意味」というものがくっ付いているから、自分が相手に伝えたい内容を、正確な「言葉」を使うことで、正確に相手に伝えることが出来る。

 

ただ、ここで少々問題が起きることがある。「言外の意味」という言葉がある通り、時に、相手の言った言葉の正確な内容を超えて、それ以上の情報を汲み取らなければならないことが、ある………のか?

 

果たして、「言外の意味」など、いちいち読みとらなければならないのであろうか。子供の頃はまだしも、大人になると、こういうことに気を使わなければならないことが、多々あるようである。多々あるようである…が、本当にそれは必要なことなのか??

 

「言葉」の意味は国語辞典に載っている意味を示しているのであって、それ以上でも、それ以下でもない。…と割り切るのが、健全な「言葉」に対する接し方ではないだろうか。「言外の意味」をいちいち読み取ろうとして生じることは、単なる「混乱」である。「言外の意味」などを読み取ろうと思えば、無限にその解釈は出来る。例えば話し手が自分の伝えたいことを、曖昧にした言葉で相手に伝えたとする。そして、聴き手がそれを聴き、聴いた「言葉」以上の意味を読み取ろうとしたとする。そこに生じるのは…。コミュニケーションの不成立である。一方が、自分の伝えたいことを、正確に伝えない。もう一方が、相手の伝えたいことを、過剰に読み取ろうとする。これは、コミュニケーションとは呼ばない、と私は考える。

 

私も、まだ人生経験が浅いし、十分なコミュニケーション能力があるわけではないので、はっきりとこのことに関して、相対化、若しくは一般化して述べることは出来ていないのかもしれないです。私自身、もうちょっと吟味してからこのことについて考えてみたいので、続きはまた次回にします。ということで、今回は短かったですが、次回もBreak Timeでいきます。