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アンクル・チャッキーの名盤紹介

私が名盤だと感じるCDアルバムを、次々と紹介していくブログです。読者様の心のどこかに引っ掛かって貰えれば、嬉しいです。

ファットボーイ・スリム『ガター・アンド・スターズ』

『ロングウェイ・ベイビー!!』にしようか、あるいは『パルーカヴィル』か、とも思ったが、これにする。『ガター・アンド・スターズ』。

 

よくCDに付いている帯には、一番上にその音楽の分類が書いてある。このCDの分類は、DANCE/ROCKだ。CD屋の棚では、TECHNOの棚にあったりもする。

 

ファットボーイ・スリムこと、ノーマン・クック。テクノの中の1ジャンル、ビッグビートの火付け役と言われています。彼の凄いところは、音楽の新しいスタイルを産み出したにもかかわらず、遥か昔から延々と継承され続けている、「ポップ・ミュージック」としての完成度が極めて高いところに、あります。

 

そして彼の3rdアルバム、『ガター・アンド・スターズ』であるが、このアルバムのベストトラック!を挙げれば、「サンセット[バード・オブ・プレイ]」ということになるのだろう。ジム・モリソン(ザ・ドアーズのボーカル)をフィーチャーしてダンス音楽を作ろうとするその心意気。もうそれだけで私はメロメロなのだが、私がついこのアルバムを選んでしまった理由は、1曲目「トーキング・バウト・マイ・ベイビー」にある。この世界中をダンスさせてしまうようなビート。ずっとこの曲に乗って踊り続けていたくなるような、この高揚感。

 

私は、ダンス音楽が好きなのである。

 

私が一時期嵌ったベックだって、私は『ミッドナイト・ヴァルチャーズ』から入った。あれは秀逸なダンス音楽だった。

 

仮のビートじゃない。無理に乗るのではない。体の芯から体を揺らす、最高のロック・ミュージックが、千年紀末にひっそりと産まれていたのである。

 

 

ガター&スターズ

ガター&スターズ