アンクル・チャッキーの名盤紹介

私が名盤だと感じるCDアルバムを、次々と紹介していくブログです。読者様の心のどこかに引っ掛かって貰えれば、嬉しいです。

Break Time

毎回、CDを紹介していくのもいいのですが、たまには閑話を盛り込みたいと思います。

 

毎日、色々なことが起こるもので、それぞれの出来事全てに上手く対処できるもんでもないようです。私なんかは、本当にあっちに気が行ったり、こっちに目が行ったりで、そういう性格が更に色々な出来事を引き寄せてしまうようなのです。

 

で、もちろんその全てに上手く対処できているわけではないのです。当たり前の話ですが…。最近良く思うことは、わき目も振らずに突き進んでいく、一点集中型の人は、もうそれだけで立派な才能を持っているなあ、ということです。そういう人は、ブレない。信頼される。羨ましいものです。

 

余計な心配事を引き寄せて、自分もハラハラ、周りもハラハラさせてしまう人は、あまり良くないと思うのです(私自身のことです)。何か改善方法は無いものでしょうか。

 

いくつか考えてみます。

 

①余計な情報を、意識的に遮断する。

 

世の中は、もう星の数ほどの情報が溢れ返っています。それを全部聴き入れて、自分の中で処理しようと思ったら、それこそ身が潰れてしまいます。自分の中に入ってきた情報でも、その全てに対処しようとは思わず、自分に必要だと思うものだけに、あえて集中してみる。ただ、出来そうで出来ないものです。どれが、自分に必要な情報かを判断すること自体が、難しいことだからです。そこで…、

 

②意図的に自分の判断基準を作る。

 

これは、ちょっと強引ぐらいがいいと思います。なぜなら、その判断基準が、全て自分にとって良いものであるとは限らないからです。でも、悪いことが起きてしまったからと言って、すぐにその基準を一から練り直していたら、大変な時間が必要になってしまいます。悪いことが起きてしまっても、それをその基準の枠組みの中で判断してみる。自分の中で、整合性を維持する。それを続けることで、自分の枠組みというものが、少しずつ正確になっていくのではないでしょうか。結果、悪い出来事に対しても、その枠組みの中で、なぜそのようなことが起きてしまったのかを、自分の中で分析できるようになると思うのです。

 

もちろん、人は変わっていくものです。ある大きな出来事で、自分の価値判断基準が大きく揺らいでしまうことが、現実的に起こることもあるでしょう。自分が変わることを強いられることもあるでしょう。でもそんな時も、

 

③変化には、時間をかける。

 

そんな風にしていきたいです。大体、人の行動というものは、ある種の整合性をもって、大きな「流れ」の中で生じているものなのだと感じます。その流れを無視して、突飛な行動に出ることは、高速道路で急に車線変更をするようなもので、とても危ないことだと思うのです。自分にとっても、周りにとっても、です。

 

自分自身の「流れ」、周囲の環境の「流れ」、世の中の「流れ」、…。そういうものに対して意識的になり、そういうものの中で、自分の行動を選択していく。各人がそうすることで、みんながスムーズに前に進むことが出来るようになるのではないでしょうか。

 

 

…なんか大きな話になってしまいました。ちょっと思いつくままに、書いてみました。まあなんというか、私は反省点があまりに多くて、自分をすぐにでも変革していきたいと感じがちなのであります。ですが、ちょっとそれにブレーキをかけてみたかっただけなのかもしれないです。もうちょっと大きな視点で、大きな川の流れのようなものの中に自分を置いてみて、ゆったりと流れて行った方が、もっと楽に生きられるんじゃないの、と、誰かが囁いているのかもしれません。